橈骨遠位端骨折(コーレス骨折・スミス骨折)は、主に、転倒して手のひらを着いたときに、前腕にある2本の骨のうち親指側にある橈骨が手首に近い所で(遠位端)で折れてしまう骨折です。
前腕のもう一本の骨である尺骨の先端やその手前の部分が同時に折れる場合もあります。
子供の場合、橈骨の手首側の成長軟骨で骨折が起きたり(骨端線離開)、骨が成長過程にあり柔らかいため若木のようにしなりながら曲がってしまう状態の若木骨折になったりします。これらはサッカーのキーパーをやっていてシュートボールをはじいた時などにも損傷します。
主症状は変形・腫脹(腫れ)・血腫・圧痛・運動時痛・運動制限などです。
橈骨遠位端骨折の固定期間の目安
〇子供の若木骨折・・・3~5週間
〇子供~成長期・・・4~6週間
〇成人・・・5~6週間
橈骨遠位端骨折の固定範囲
通常の固定範囲は前腕部~中手部にかけて行います。損傷の程度が大きく、腫れや痛みなどの症状が強い場合には、最初の1~2週間程度、肘関節~中手部までの少し広範囲に固定する場合もあります。
橈骨遠位端骨折のリハビリテーション
橈骨遠位端骨折のリハビリテーションで一番重要なのは、患側の手指部・手首の関節が拘縮(関節が固くなり動きが悪くなった状態)を起こさないようにすることです。特に固定期間中もなるべく手指部を動かすようにして拘縮を予防します。
また、せきぐち接骨院ではチャイニーズフィンガートラップによる患肢の牽引を行い、骨折部の整復・腫脹の早期減退を行っていきます。腫脹を早期減退させることで拘縮の予防につながり、その後のリハビリテーションがスムーズに行えるようになります。
腫脹・運動時痛・関節拘縮などの後遺症の経過が思わしくない場合は、AKA療法で 骨盤の仙腸関節・肋椎関節・椎間関節・手首の橈月関節などを調整することで症状が大きく改善するケースが多く見られます。症状の経過を見てリハビリテーションの中にAKA療法を組み入れて行ないます。
橈骨遠位端骨折の治療なら見沼区のせきぐち接骨院にお任せください
橈骨遠位端骨折は、後遺症として特に手指部・手首の関節の拘縮が問題になるケースが多くいられます。拘縮をなるべく起こさないようにするには、初期の適切な固定・早期からの手指部の運動療法・腫脹の早期減退などが重要になります。
さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院では、その患者さんの経過に最もふさわしい施術を行うことにより、橈骨遠位端骨折からの早期回復、日常生活やスポーツ・競技への早期復帰を目指します。
橈骨遠位端骨折を受傷された方、リハビリテーションの経過が思わしくない方は、せきぐち接骨院にご相談ください。
アクセス
所在地 | 埼玉県さいたま市見沼区南中野287 ソレイユ南中野103 |
電話番号 | 048-688-3351 |
駐車場 | 接骨院前に2台(無料)。 |
予約 | AKA療法は予約制になります。 時間外・休日の診療をご希望の方は、お問い合わせの上、ご来院下さい。 |
休診日 | 第3日曜日 |

