右肩~上腕部・右肩甲間の痛み(右肩関節捻挫)

患者・・・埼玉県さいたま市大宮区 70代 女性

3か月程前に、右手で家の門を閉めて敷地に入ろうとしたときに右腕が残ってしまい伸ばされて受傷。家の近くの接骨院で治療をしていたが、徐々に症状が悪化して右腕の挙上が出来なくなってしまった。

その後も治療を続けるも全く症状の改善が見られないために、以前、腰・下肢痛の治療でせきぐち接骨院に通院しAKA療法で治ったことを思い出して来院。

初診来院時のAKA療法による施術により、右腕の関節可動域が少し改善し痛みも減少。2回目の施術で可動域制限・運動時痛がやや残るものの、右腕の前からと横からの挙上が大幅に改善し庭仕事が普通に出来るほどに回復しました。

 

この患者さんのケースは、右肩関節の捻挫を起こしたときに右肩甲間の肋椎関節(肋骨と背骨の関節)が関節機能異常(関節が引っかかった状態)を起こし、その状態が続いてしまって炎症を起こし、他院で治療を行っていたにもかかわらず症状が悪化して行きました。

関節機能異常を起こしている場合、通常の電気治療やマッサージではその機能を回復させることは非常に困難な場合がほとんどです。

関節機能異常を回復させるには関節包内運動に基づく治療が必要で、AKA療法が最も有効な治療法の一つになります。

 

肩関節周辺のケガの回復が思わしくない場合、四十肩・五十肩の症状が長引いている場合の多くは関節機能異常が原因になっていると考えられ、AKA療法による施術で大きく改善するケースが多く見られます。

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