頚部捻挫(首の捻挫)

スポーツ外傷における首の痛みの多くは頚部捻挫(首の捻挫)によるもので、コンタクトスポーツなどでの衝突や転倒により、頚椎が正常な可動域を超えた動きをした時に損傷します。

柔道で投げられたときに頭から落ちた時などは直に首を捻りますが、ラグビーでタックルを受けたときなどは交通事故と同じ様に体が大きく振られたときに首がむち打ち症になることもあります。

ラグビーでタックルを受けた時などはむち打ち症になることもあります

ラグビーでタックルを受けた時などはむち打ち症になることもあります

 

頚部捻挫の症状

頚部捻挫の主な症状は、運動時痛・運動制限などで、症状が強いときはちょっとした動作でも激痛が走り首を動かすことが出来ず、痛みで首を傾けた姿勢(斜頚)になるケースもあります。

 

重度の損傷になると、頚椎から出る神経を損傷したり、頚椎の中を通る脊髄を損傷することがあります。

特に脊髄損傷を起こすと麻痺を起こし、損傷部位によっては呼吸筋の麻痺により自発呼吸が出来なくなり呼吸困難になることもあるので、注意が必要です。

 

頚部捻挫の治療

受傷直後の急性期は、電気治療(低周波治療器干渉電流型低周波治療器)・アイシングなどの急性炎症反応を抑える施術を施し、程度により、テーピング・頚椎カラーを着用し患部の固定を行います。

頚椎カラーによる頚部の固定

頚椎カラーによる頚部の固定

 

炎症反応が治まってきたら、アイシングから温罨法に変えて患部の血流を促進し組織の修復を促します。

症状・回復の程度を見て、ストレッチなどの運動療法を指導していきます。

損傷の程度によっては、回復期間が数週間から数ヶ月程度要する事もあります。

 

頚部捻挫に対するAKA療法

頚部捻挫の経過が悪く中々症状が改善されない場合は、背骨同士の椎間関節や背骨と肋骨の肋椎関節が捻挫を起こし関節機能異常の状態になっているケースが多くみられます

関節機能異常を起こしている頚部捻挫には、せきぐち接骨院で行っているAKA療法が著効を示すケースが多く見られます。

椎間関節のAKA療法

椎間関節のAKA療法

 

また、更に骨盤の仙腸関節を調整することで、首の可動域が大きく改善したり痛みが和らぐケースも多くみられます。

 

頚部捻挫の治療は、見沼区のせきぐち接骨院にお任せください

さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院では、頚部捻挫の症状や回復状況に応じて、物理療法・テーピング・頚椎カラーの着用・AKA療法トレーニング(PFT)など、症状に対して最適と思われる施術を行うことで、頚部捻挫の早期回復を目指します

 

頚部捻挫の治療・リハビリテーションについてご不明な点がございましたら、さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院にお問い合わせ下さい。

 

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