テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
テニスのスイング・ショットなどの繰り返し動作で、肘関節の外側部にある外側上顆部が炎症を起こす障害で、45歳位以降の中年のテニス愛好家に多く発症するので「テニス肘」と呼ばれています。
テニスプレーヤーによくみられる障害なので「テニス肘」と呼ばれますが、ゴルフなど他のスポーツでも発症することもあります。
多くは、加齢とともに肘外側の腱が傷んで発症し、手首を動かしたり力が入る動作を繰り返すことで主に手首(手関節)を背屈させる働きをする短橈側手根伸筋の起始部が障害されて起こります。
テニス肘は肘の外側の障害なので肘の使いすぎで起こると思われる患者さんが多いですが、実際は手首を使いすぎることにより起こる障害です。
テニス肘の症状
テニス肘の主症状は、肘外側部の圧痛・運動時痛です。
初期段階では、テニスのプレーの時だけに痛みが出て、安静にしている時にはほとんど痛みを感じません。
日常生活では、物を掴んだり持ち上げる動作・タオルを絞ったりドアノブを回す動作の時に痛みが出ます。
症状が進行してしまうと、安静にしていてもズキズキ痛んだり、フライパンや鍋を持てなくなったり、ペンで文字を書くのも困難になることもあります。
テニス肘の治療
受傷直後の急性期は、電気治療(低周波治療器、干渉電流型低周波治療器)・アイシングなどの急性炎症反応を抑える施術を施し、程度により、テーピング・サポーター・エルボーバンドなどを行います。
炎症反応が治まってきたら、アイシングから温罨法に変えて患部の血流を促進し組織の修復を促し、ストレッチなどの運動療法を行っていきます。
回復には数週間から数か月程度を要します。
肘は日常生活での使用頻度が高い部位なので、一度発症してしまうと慢性化してしまい治りずらくなることも少なくありません。
また、治ったと思いスポーツを再開すると、すぐに痛みが出て再発してしまうケースもあります。
テニス肘に対するAKA療法
慢性化してしまい一般の電気治療などの物理療法でなかなか改善されないテニス肘でも、せきぐち接骨院で行っているAKA療法で大きく症状が改善するケースも多く見られます。
特に手首の関節(橈月関節)や肋椎関節(背骨と肋骨の関節)を調整することで、症状が緩和されます。
テニス肘の治療は、見沼区のせきぐち接骨院にお任せください
さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院では、テニス肘の症状や回復状況に応じて、物理療法・固定・テーピング・エルボーバンド・AKA療法・ストレッチ・トレーニング(PFT)など、症状に対して最適と思われる施術を行うことで、テニス肘の早期回復を目指します。
テニス肘の治療・リハビリテーションについてご不明な点がございましたら、さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院にお問い合わせ下さい。
※電話でのお問い合わせ
℡048-688-3351
※LINEでのお問い合わせ