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その痛み、あきらめないで!その19 ~腰椎椎間板ヘルニア~②

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の間に挟まっているクッションの役割をしている椎間板の外側を形成している線維輪が変性・断裂し、内側を形成している髄核が脱出して脊髄や神経根を圧迫して症状が出ます。

主な症状は、腰痛・殿部周辺や下肢の痛みやシビレ、下肢の運動神経が麻痺すると筋力が低下し運動障害を起こし、知覚神経が麻痺すると感覚障害を起こします。

しかし、このような症状は椎間板ヘルニアが原因で起こっているのかというと、必ずしもそうではありません。

例えば、椎間板ヘルニアの手術を行った患者と年齢・性・危険因子を一致させた腰痛のない正常人のMRIの所見を対比したところ、およそ8割近くに椎間板ヘルニアが発見されたという報告があります。

更に、腰・下肢痛の85%は原因不明といわれ、残り15%のうち椎間板ヘルニアが原因であると特定できるのはわずか5%程度といわれています。

MRIで椎間板ヘルニアによる神経の圧迫が見られても、それが症状の原因になっていることは少なく、実際は骨盤にある仙腸関節や背骨と背骨の椎間関節などの微妙な動きが障害される関節機能異常により筋肉の緊張・体のバランス・血流などに異常をきたし、腰痛や下肢の痛みやシビレなどの症状が出ていることが非常に多いのです。

さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院で行っているAKA療法で仙腸関節や椎間関節の動きを正常に戻し機能を回復することで、「腰椎椎間板ヘルニア」と診断された方でも症状の改善が大いに期待できます。

さいたま市・大宮・見沼区周辺で椎間板ヘルニアでお悩みの方は、是非、せきぐち接骨院へお越しください。

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