肋骨骨折
主にコンタクトスポーツによる衝突など直達外力で受傷します。
また、ゴルフスイングなどの体を捻る動作で受傷することもあります。
せきぐち接骨院に来院された肋骨骨折の患者さんに、つくしを採ろうと前屈みになったときに肋骨を骨折した方がいらっしゃいますが、他の骨に比べて肋骨は比較的に軽微な外力でも骨折してしまうことがあります。
また風邪をひいたときや喘息発作などで咳き込んでその衝撃で肋骨骨折を起こしてしまうケースも少なくはありません。
肋骨骨折の症状
肋骨骨折の主な症状は、骨折部に一致した限局性圧痛・皮下出血・腫脹・軋轢音(骨折部がこすれてギシギシ鳴る音)がすることがあります。
体幹部や肩を動かしたりすると痛みが強くなり、また深呼吸・咳・くしゃみをすると痛みが増加します。
肋骨骨折では、まれに合併症として肺や腎臓が損傷することがあります。
肺が損傷すると気胸や血胸を起こし発熱・突然の咳・呼吸困難などの症状、腎臓が損傷すると腹痛・血尿・筋性防御(周辺の筋肉が硬直する)などの症状が現れるので注意が必要です。
肺や腎臓の損傷が疑われる場合には、専門医をご紹介致します。
エコー検査による肋骨骨折の確認
せきぐち接骨院では肋骨骨折が疑われた場合、エコー画像観察装置で肋骨骨折の有無を確認します。
肋骨骨折はレントゲン検査では映し出されないことが多く、約3分の1程度しか骨折が確認できません。
せきぐち接骨院で行っているエコー検査では、約3分の2程度肋骨骨折が確認できるので、肋骨骨折の有無を確認するのには有効です。
レントゲン検査やエコー検査で映し出されない肋骨骨折も約3分の1程度あるので、圧痛・圧迫時痛・軋轢音などの症状で肋骨骨折の有無を判断することが重要となります。
肋骨骨折の治療
受傷直後の急性期は、電気治療(低周波治療器、干渉電流型低周波治療器)・アイシングなどの急性炎症反応を抑える施術を施し、程度により、テーピング・バストバンド固定を行います。
テーピング・バストバンドによる固定期間を、通常3~4週間程度行います。
炎症反応が治まってきたら、アイシングから温罨法に変えて患部の血流を促進し組織の修復を促します。
受傷後の疼痛は比較的強いですが、予後は比較的よく後遺症を残すことはあまり見られません。
肋骨骨折の治療は、見沼区のせきぐち接骨院にお任せください
さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院では、肋骨骨折の症状や回復状況に応じて、物理療法・テーピング・バストバンド固定・AKA療法・トレーニング(PFT)など、症状に対して最適と思われる施術を行うことで、肋骨骨折の早期回復を目指します。
肋骨骨折の治療・リハビリテーションについてご不明な点がございましたら、さいたま市見沼区南中野のせきぐち接骨院に問い合わせ下さい。
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