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膝の痛み

こんにちは、院長の関口です。

 さいたま市は今日は快晴で、風も心地よい涼しさで、絶好のお出かけ日和でした。午前中にいらっしやった患者さんと「こんな日は山登りにでも行って、草原にブルーシートを広げて大の字に寝て空眺めたら気持ちいいですよね!」なんて話をしていました。

 私の趣味の一つに山登りがあります。初級程度の山登りしかしていませんが、以前、日光白根山を登った時にこんなことがありました。

 皆さんご存知の通り、山登りでも階段でも、上る時よりも下りるときのほうが脚に負担がかかります。日光白根山を下山中、最後の残り一時間という時になって右膝に激痛が走り右足を着くのもやっとという状態になってしまいました。帰りの車の運転もやっとという感じで、佐野のサービスエリアに寄った時も歩行困難な状態になってしまいました。膝の激痛の具合から、自分では「半月板」を損傷したと思い、自分の接骨院に寄って応急処置だけして自宅に帰って安静にしていました。右膝は激痛だし「こんな状態で明日から仕事が出来るだろうか?」と心配していましたが、翌朝起きてビックリ、嘘のようにケロッと治っていました。

 こんな事があるのだろうか?というくらいの劇的な治り方だったのですが、いったい何が起こったのでしょうか?

 答えは、私の右膝は半月板損傷ではなくて、「関節機能異常」という状態だったのです。

「関節機能異常」とは関節が何かのきっかけで噛み合わせが悪くなった状態をいいます。関節の噛み合わせが悪い状態で膝を動かそうとすると関節を覆っている関節包という袋にあるセンサー(受容体)が刺激されて痛みが出てしまいます。実は前日に接骨院に寄った時に、膝の関節の噛み合わせを戻す操作をしていたのです。その操作がAKA療法とう治療法です。

 この時の膝のように、関節機能異常によって関節に痛みが出ている場合が多くみられます。「変形性膝関節症」と診断された場合でも、実は関節機能異常が原因で痛みが出ている場合も多くみられます。このような場合は、AKA療法が非常に大きな効果が期待できます。

 膝関節の痛みがなかなかおさまらないで悩んでいたり、変形性膝関節症と診断されてお悩みの方はAKA療法を試してみてはいかがでしょうか?通常の治療法で改善されない場合でもAKA療法で劇的に改善するかもしれません。

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