おはようございます、院長の関口です。
夜中のうちに台風が去って、ちょっと風は強いですが台風一過で朝から快晴で通勤・通学などに影響がなくてよかったですね。
台風の時などは、よくニュースで「強風にあおられて転倒し~骨折の重傷を負った」などと放送されますが、転倒した際に特に問題になる骨折は「大腿骨頚部骨折」です。ちょうど股関節の部分にあたります。特に骨が弱くなった高齢者に多い骨折です。この部分は自然に骨がくっつくのに約3か月ほどかかり、その間寝たきりになってしまうので、高齢者の方などは合併症を起こしてしまい、以前は予後が非常に悪い骨折でしたか。今は、ほとんどの場合、受傷後に外科的手術を行いその後すぐにリハビリを始めて合併症の発生を防ぐようになったので、以前よりはかなり予後はよくなっています。
まだかなり風が強く吹いていますので、徒歩や自転車でお出かけの方は風にあおられないように気を付けてください。骨折などの大怪我をしてしまうと大変ですからね。歩道のない道路を通る場合は、車に気を付けてあおられて交通事故に遭わないようにしてくださいね。
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